注文住宅に防災対策の間取りを

注文住宅ならではのメリットに、柔軟な設計があります。建売分譲住宅でも可能ですがコストが掛かるので敬遠されたり、低価格帯の物件では対応してもらいにくいです。注文住宅は販売価格が高くなりがちですが、質の良い住宅に仕上がるだけでなく、柔軟な間取りが容易に可能です。設計の段階から話し合うことができるので、設計や建築の知識や経験がない人でも、どのような住まいをしたいのかを話し合う機会があります。

防災対策を重視したい人ならば、設計段階から防災への配慮を希望しましょう。注文住宅ならではの魅力を活かした防災対策には二種類あります。防犯カメラや監視カメラなど、訪問者や通行人に対するシステムで、災害やトラブルに対する予防効果の高いシステムです。もうひとつは自然災害などが発生してしまったときのアフターケアとして有効なシステムで、防災用品や非常食などの収納スペースを確保しておくことも含みます。

防犯カメラや監視カメラは、屋外のチェックにも役立ちます。大雨や強風の日に、家から一歩も出ることなく屋外の様子を冷静に確認できるからです。暗視カメラにしておけば、夜間の映像も確認できます。収納スペースは部屋として設計するよりも、延床面積に加えなくても良いとされている高さ140センチメートルより低い空間を設計してもらうと便利です。

大人が入ると立って歩くのは困難ですが、ローラー付きの椅子に座って移動するようにしておくと便利に利用できます。中二階構造にしておくと良いでしょう。

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